M嬢の「貸出」について

M嬢の「貸出」について

2020年6月24日 0 投稿者: inukairyou

先日、ツイッターのDMでこんなお問い合わせをいただきました。

以前から奴隷やペットなど「飼っているM嬢の貸出はしないのか」というお問い合わせを何度かいただいております。
ですので、今日は「M嬢の貸出」に対する私の考え方を記事にしておきます。
ご参照いただきましてご理解いただけましたら幸いです。

残念ながら…

ご依頼やお問い合わせをいただいた方には大変申し訳ございませんが…
私はM嬢を貸出したり寝取られたりすることに一切の興奮を覚えないのです。

実際に何度か自分の飼っていたM嬢を貸出した経験はあります。
ですが、これまでの経験では、その時に何も興奮を覚えませんでしたし、不快感だけしか残りませんでした。

ですので、貸出しをご要望されましても基本的に応じることはありません。

もし、どうしても「M嬢の貸出」を希望されるのであれば、以下の条件を満たしている方に限ります。

M嬢本人が望んでいる方

まず第一の条件ですが、M嬢本人がその男性とのプレイを望んでいることです。

私がどれだけ命じてもM嬢本人がイヤな相手や生理的に受け付けない相手はご遠慮させていただきます。

「それを得心させて受け入れさせるのがご主人様だろう!」なんて言われる男性もおられるかもしれません。
ですが、私は「相手が嫌がることを無理強いする」という気持ちは毛頭ありません。
ましてや、自分自身の「願望・嗜好・性癖」とはまったく異なる「貸出」や「寝取られ」を、相手女性を説得してまでやらせようとは思いません。

ですので、M嬢本人が「この人になら貸し出されたい」と感じるかどうかが第一優先とご承知おき下さい。

身分を証明できる方

第二の条件は「身分を証明できる方」とさせていただきます。

SMは危険を伴う行為です。
最悪の場合、事故や怪我につながる可能性も多分にあります。
ですので、そういった万が一の場合に責任が持てる方に限らせていただきます。

もし「M嬢の貸出」を行う際は身分証明書を必ずご提示いただきます。
その上で、安全への配慮やNG事項などを予め取り決めさせていただきます。
NG行為を行ったりお約束を違えるような言動があった場合には、即座に中断させていただきますし、責任も負っていただくこととなります。

信頼できる方

第三の条件は「信頼できる方」です。

私と貸し出されるM嬢から見て…
・礼儀正しく挨拶や自己紹介ができる。
・私にも奴隷にも尊厳を守り敬語や振る舞いなど敬意を払った態度が見られる。
・SMプレイの技量もあり、安全に配慮できている。
・一般社会常識に照らして、公序良俗に反しない言動をしている。

などなど…が認められる男性に限らせていただきます。

実際に、私やM嬢に貸出依頼の連絡をしてくる男性の多くは…
「挨拶もない」「自己紹介もない」「プレイする内容もない」
というような男性が多いのが現実です。
私は名前・経験・実績などについて何も知らない方に、大切な宝物であるパートナーを貸すほど無責任ではありません。

ましてや…

大切なパートナーを使って違法な風俗業をしようという考えも毛頭ありません。

貸出すことでメリットのある方

第四の条件は、貸出すことで何らかのメリットがある方です。

例えば、私は緊縛では「吊り」をやりません。
もし、M嬢が「吊りを経験してみたい」と望むなら、その技術がある人に貸出すこともあります。

また、スカトロや流血、人体改造なども私は好みません。
もしM嬢がこういったことを望むのであれば、それはその方面で技術の長けた方に貸出すこともあり得ます。

こうした貸出は「私ができないお相手の願望を代わりに満たしてもらう」というメリットがあります。

他にも、私が持っていないような本格的な撮影機材でM嬢を美しく撮影してもらうとか…。
別の主従カップルさんと一緒に調教するときにM嬢を交換するとか…
そういった「明らかなメリット」が感じられる場合は貸出しにも応じます。

そもそも論

そもそも、私は「M嬢の貸出」には消極的です。
ですので、私が飼っているM嬢も「貸出願望がない女性」が多いのです。
そういう女性が積極的に「貸し出されたい」ということはほとんどありません。
また、私は最初から「貸出願望があるなら、私ではなく貸出願望がある男性を選んで隷属しなさい」と言い聞かせてあります。

また、上で書いた「吊り」「スカトロ」「流血」「人体改造」なども、私は最初から隷属志願のM女性に「やらない」と伝えてあります。
もしそういったプレイを望むのであれば「私ではなく、最初からそういうプレイをする男性に隷属しなさい」とも伝えてあります。

こうした「自分の性癖に合わない」プレイをしないことで女性が去って行ってしまっても仕方がないと考えています。

そう考えると、そもそも論として「私が奴隷を貸出すことはほぼない」と思っていただいて間違いないとご承知おき下さい。

まとめ

私は基本的に「M嬢の貸出」は望んでいません。
私に飼われているM嬢も同じ性癖ですので、貸出されたいという願望はほとんどありません。
もし貸出されたいという願望を持っているなら、その女性は同じ願望を持つ男性に隷属するべきだと考えています。

それでも、もし貸出すのであれば…
・M嬢本人が望んでいる方
・身分証明書を提示して責任を負える方
・約束を守り信頼できる方
・私と貸出されるM嬢にメリットのある方

の4つの条件を満たす方に限らせていただきます。

なにとぞ、事情をご賢察いただけましたら幸いです。