危険なM女「美人局の女」
私も長いことネット上での出逢いを経験してきたので、何度か危険な体験をしたことがあります。
そんな『危険なM女』をご紹介してみたいと思います。
読者諸兄のご参考になれば幸いです。
記念すべき第1話は『美人局の女』です。
Table of Contents
女子大生風俗嬢のAさん
この美人局の女(以下「Aさん」とします)はツイッターのフォロワーさんで、女子大に通いながら風俗嬢のアルバイトをしていました。
彼女自身もMとしての自覚がありアカウントでもカミングアウトしていたので、普通のM女性として楽しくリプのやり取りなどしていました。
当時、彼女は風俗店の仲の良い女性に誘われて連れていかれたホストクラブのホストと付き合っていました。
その上、更にアルバイトをしている風俗店の店長とも肉体関係があり、いわゆる『色管理』の状態にされていました。
※色管理とは、風俗店の店長が風俗嬢を恋愛相手(と女性に思い込ませる)にして、風俗嬢に「店長のために頑張る!」という気持ちを持たせてフル稼働で働かせること。
この状態でAさんは「男2人の間で揺れ動くヒロイン」の気分に陥っていました。
私から見たら、風俗店の店長にとっては店の稼ぎ頭で、ホストにとっては金ヅルの太客なんですけどね。
Aさんからの相談
そんな「2人の男性の間で揺れ動く恋愛ドラマのヒロイン」に陥っているAさんから突然相談のDMが送られてきました。
ホストと店長のどちらからも愛されていて辛い。
どうしたらいいでしょうか?。
私としては「彼女はあまりいい状態ではない」と感じていたので、思うところをハッキリと伝えることにしました。
今のお相手の2人はあまり貴女に合っているとは思えません。
ちょうど大学も卒業して就職することですし、この機会に風俗を卒業して店長と別れてはいかがですか。
すると、彼女も同じように大学卒業と就職に併せて風俗店を辞める気持ちがあったようでした。
しかし、店長の『色管理』にハマってなかなか辞められずにいた彼女は、大学卒業と就職を理由に風俗店を辞め、店長の『色管理』から脱出しました。
そして、その後も私は彼女のツイッターをフォローし続けていました。
就職して新しい生活が始まり、日常のツイートを発する彼女を遠くから眺めていました。
ほどなく彼女の「ホストの彼氏と別れた」というツイートが私のTLに流れてきました。
要するに「金の切れ目が縁の切れ目」で、風俗嬢として稼ぎが無くなった彼女には金ヅルとして価値のなくなり、ホストに捨てられたようでした。
そんな彼女から何度かDMがあり、その都度慰めたり励ましたりしていました。
そして、一度食事に行くことになり、その時に彼女が「調教を受けたい」と志願してきたので調教してあげました。
彼女もMとしての自覚がありつつも、本格的な緊縛や責めは初めてだったようで、かなり強い刺激を受けたようでした。
新しい彼氏はなんと…
その後は何事もなく、彼女とはツイッター上だけのお付き合いに戻りました。
それまで通り、彼女のツイートを眺めながら時々リプを送り合うような関係に戻りました。
彼女も就職してからの仕事にストレスを感じながらも頑張っている様子でした。
数か月が経った頃、彼女が「彼氏ができました」というツイートがありました。
私が「おめでとうございます。よかったですね」とリプライを返すと、DMが送られてきました。
実は今度の彼氏もホストなんです。
先日、久しぶりに風俗店時代の友達に誘われて行ったらカッコいいホストに「付き合って欲しい」と言われて付き合いことにしました。
とのことでした。
Oh My God!っていう感じですね(笑)
私も「まあ、大人なんだからいいんじゃないの…」と思って放っておくことにしました。
突然のお誘い
それから1ヶ月も経たないうちに、再び彼女からDMが送られてきました。
お久しぶりです。
ちょっと彼氏のことでご相談があるので一度会って欲しいのですが。
ちょっと前に付き合い始めた彼女が突然そんなDMを送ってきたことに、私は強い違和感を覚えました。
お久しぶりです。DMありがとうございます。
ホストの彼氏とのことでしたらあまりお役に立てないと思いますのでご遠慮します。
すると今度は別の内容でDMが送られてきました。
では仕事の悩みなら聞いてもらえますか?
一度会ってご相談したんですけどダメですか?
そう彼女が食い下がってきたので…
ご相談でしたらDMでもお答えしますよ。
そう回答すると、更に彼女は食い下がってきます。
会って直接ご相談したいんです。
DMじゃダメなんです。
私も「なぜ彼女がそこまでして会うことにこだわるのか」が理解できませんでした。
ですが、私も根負けしたので、押し切られるように彼女と逢うことを了承しました。
では、一度食事にでもいきましょうか。
と言って、日程を調整することになりました。
すると彼女からは…
以前に調教していただいたことが忘れられません。
よかったら当日はまた調教していただけませんか?
私は「あれ?ホストの彼氏がいるはずだよな?」と強い違和感を覚えました。
そんな強い違和感を覚えて当日を迎えることになりました。
当日のこと
私はこの時は強い違和感を感じたので、当日の待ち合わせの場所に1時間ほど早く行くことにしました。
そして、待ち合わせ場所が見えるカフェに座り、周囲の様子をうかがうことにしました。
すると、待ち合わせ場所に時間の10分ほど前に彼女がやってきました。
そのすぐ後ろにホスト風の金髪の男がいて、彼女とアイコンタクトを取っているのが見えました。
「あぁ…やっぱりな…」
私はそう思うと彼女にDMを送りました。
ごめんなさい。どうしても外せない仕事が入ってしまい抜けられなくなりました。
今日はキャンセルでリスケしてもらっていいですか?
彼女はDMが届いたタイミングでスマホを見入ると、今度はホストを手招きしました。
そしてホストにスマホの画面を見せてから、返信を書き始めたようでした。
わかりました。
じゃあ、次はいつなら会えますか?
私はそのDMには返信をせず、大急ぎでカフェを出てダッシュで帰途につきました。
あれはホストが彼女を使って美人局をしようとしていたのだろうな…と考えています。
なるほど、それなら彼女が「会うこと」に固執した理由も合点がいきます。
危うく引っ掛かるところでしたがギリギリで逃げ切りました。
その後、彼女から何度かリスケのDMが来ていましたが「忙しい」と断り続けました。
すると、次第に彼女と私は疎遠になったので、そのまま関わらないようにしていました。
そして、いつしか彼女のアカウントは消えていました。
反省と対策
この時に感じた反省点と、その後に活かしている対策について書きます。
第1に「自分が直感的に感じた違和感を信じる」ことにしています。
この時は「あれ?おかしいぞ?」と感じたので警戒心を持つことができました。
特に、彼氏がいる女性が積極的に「逢いたい」「調教を受けたい」なんて言ってくることは大概裏があると現在では考えるようにしています。
第2に、危険そうな人とのお付き合いがある女性には関らないようになりました。
現在では、女性のSNS上の発信などを一通り見て「危険そうな発信」があったら即避けるように心掛けています。
第3に、相手のテリトリーに入らないように注意するようになりました。
現在では、待ち合わせ場所も食事するお店も、基本的にこちら側で予約するように心掛けています。
待ち合わせ場所の近くには交番など、逃げ込める場所があるところを指定するようにしています。
第4に、実際に逢う時は早めにいって周囲の様子を見るようになりました。
現在では、周囲に危険そうな人がいないことを確認してから待ち合わせ場所に行くようにしています。
そういう安全確保策を考えるようになりました。
他にも、私はこの記事のような安全対策を日々行っています。
【M嬢奴隷の作り方】安全確保のための5点 ネット上の出逢いは男性でも危険があるため、私が「安全確保」のために普段していることを書いた記事です。 |
諸兄も安全確保には細心の注意を払われますようおすすめします。
また、諸兄の「安全確保術」などもありましたら、コメントなどでご教授いただけたら幸いです。
ネットSM界隈が安全で安心な場所になるよう、諸兄のお知恵を拝借し情報共有できれば幸甚です。