危険なM女「虚言の女」
今日も恒例の『危険なM女』シリーズです。今回は第7話です。
今回ご紹介する危険なM女は「虚言の女」です。
このお話は私の体験談ではなく、私の知人男性の身に降りかかった災難です。
以前、「SM版MMT」にも書きましたが、ネット上のSM界隈は「S男デフレ」の状態で「M女性が希少価値」が高くなっています。
【S男性向け】SM版MMT 経済版MMT(Modern Monetary Theory)を踏まえてSM版MMT(Masochist Mass supply Theory マゾヒスト大量供給理論)を提唱します。 |
このため、どうしても女性優位という立場にあります。
そういう男女の関係を悪用する女性も多々います。
読者諸兄もそういうM女性の被害に遭わないよう、ご注意いただければと思い、警鐘を込めて記事にしてみました。
Table of Contents
40代×1のM女性 Aさん
私の当時の知人で40代×1のM女性(以下「Aさん」とします)がいました。
彼女は当時の某国内大手SNS内のSM系コミュニティで活動していました。
当時はAさんに「ご主人様」と呼ばれるパートナーがいましたが、Aさんはご主人様に多少の不満を抱えていたようでした。
Aさんは、そんなご主人様への不満を「縄会」や「SMバー」に出入りすることで解消していたようでした。
Aさんがそんな活動をしていると、某縄会である40代既婚男性(以下「B氏」とします)と知り合いました。
意気投合した二人は、何度かその縄会で顔を合わせるようになり、次第に仲良くなっていきました。
次第に仲良くなると、Aさんはご主人様への不満をB氏にいろいろ話すようになりました。
B氏も、あくまでも友人として彼女の不満や愚痴に付き合っていたようでした。
二人の紛争
ある日、その某国内大手SNS内のSM系コミュニティで紛争が勃発しました。
騒ぎ出したのはAさんのご主人様の男性でした。
曰く…
「AがBから『俺の奴隷になれ』と、しつこく言い寄られた」
「AがBに縄会で怪我をさせられた」
「AがBに居酒屋で何時間も監禁・拘束されて関係を迫られた」
「Aがその食事代も支払わせられた」
などなど、Aさんが涙ながらにご主人様に訴えたのだそうです。
すると、コミュニティ内のS男性たちがこのご主人様の書き込みに同調してB氏を非難し始めました。
ネット上の「M女性の希少価値が高い」ということも手伝って…
「こんなヒドイ男を許すな」
「被害に遭ったM女性を守れ」
という雰囲気が醸成され、コミュニティ内の大多数の男性がAさん側に味方しました。
そして、コミュニティ内のS男性たちがB氏へ非難のDMを送り始めました。
B氏はこうしたS男性たちの執拗な攻撃に耐えきれず、アカウントを消してSNSから退会していきました。
事件の真相
B氏が去ってからしばらく経った後に、私は別の知人から事件の真相を教えてもらいました。
当時のAさんは、ご主人様に相当不満を持っていたようで、その不満解消のために縄会に参加していたことはご主人様に内緒でした。
ご主人様に対する不満は、Bさんに相談していました。
ある日、AさんとB氏は縄会に参加する前にファミレスで落ち合い、ドリンクバーを頼んでAさんのご主人様への愚痴をBさんが聴いてあげていました。
そのドリンキバーの代金について、Aさんが「いつもご馳走になっているし、愚痴を聴いてもらっているから」と彼女が払いました。
そして、そのまま縄会に行きました。
当日の縄会で運悪く、Aさんの手首に痣ができてしまいました。
ですが、複数の男性に縛られていたAさんは「誰につけられた痣なのか判らない」状態でした。
後日、Aさんがご主人様の調教を受けたときに、ご主人様が痣に気が付きました。
そして、Aさんを詰問したところ…
「ご主人様に内緒で縄会に通っていた」
「痣はB氏につけられた」
「縄会の前に食事に行き、そこの代金も払わされた」
とご主人様に虚偽の説明をしました。
怒り心頭のご主人様はそのコミュニティの中に上述したような書き込みをしました。
すると、燎原の火のごとく、瞬く間にその虚言は尾ひれがついて広がり大炎上となりました。
最終的に、B氏はその冤罪の汚名を着せられたままSM界隈を去らねばならなくなりました。
そして、更に後になって、この真相が露見し、Aさんとご主人様も別れることになってしまいました。
反省と対策
こうした「平気で嘘をつく人」というのはなかなか見分けることが難しいように感じます。
このAさんもあまり近しい関係ではなかったので、実際に虚言癖なのかどうかは私も知りませんでした。
ですので、具体的な対策としては「パートナーがいる女性の相談には乗らない」ようにしています。
また、私はこのお話を聞いて「スマイリーキクチ氏の中傷被害事件」を思い出しました。
確証を取らなかったり、一方だけの言い分を信じてネットに書き込んだりすることで、相手の人間が深い傷を負ってしまうことに繋がるのです。
また、周囲の「正義感に駆られた人」が相手を集団でリンチのように責めることもネット上の特有の現象だと感じています。
こういう正義感に駆られた人が口を揃えて言うのは「私も虚偽の情報に騙された被害者だ」と主張します。
ですが実際は、双方の言い分を聴かず、一方だけの情報を信じて炎上に手を貸したり相手に被害を与えたりしているのです。
それは加害者の一員ということになってしまうのです。
こうした経験から、私はネット上の争いごとを見掛けたら「一切の関わりを断つ」ことにしています。
(詳しくは「中立のための要件3点」をご参照下さい。)
【M嬢奴隷の作り方】中立のための要件3点 狭いネット上のSM界隈でトラブルに巻き込まれないための注意点について書いた記事です。 |
今回の記事では「危険なM女」の回避方法があまり書けませんでした。
もし、読者諸兄が「虚言癖の人を見抜く方法」をご存知でしたらコメントなどに書き込んでいただけると幸いです。
他にも、私はこの記事のような安全対策を日々行うよう心掛けています。
【M嬢奴隷の作り方】安全確保のための5点 ネット上の出逢いは男性でも危険があるため、私が「安全確保」のために普段していることを書いた記事です。 |
諸兄もお相手の女性も、安全確保には細心の注意を払われますようおすすめします。
また、諸兄の「安全確保術」などもありましたら、コメントなどでご教授いただけたら幸いです。
ネットSM界隈が安全で安心な場所になるよう、諸兄のお知恵を拝借し情報共有できれば幸甚です。