サンクコスト効果
ここ数日の間、何人かの男性から似たようなご連絡をいただきました。
M女性との出逢い方を教えて下さい。
『M嬢奴隷の作り方』や『スタンダード記事』をタダで読ませて下さい
ですが、私はこういったご依頼をすべてお断りしています。
理由は「私がケチで金の亡者だから」ではありません。
(↑読者諸兄がそう思うのであれば否定はしませんが…)
それには以下で説明するような厳然とした実情があるからです。
諸兄も以下の実情をご覧いただきましたら幸いです。
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サンクコスト効果とは
読者諸兄は「サンクコスト(=埋没費用)」という言葉をご存知だと思います。
「事業や行為に投下した金銭・時間・労力のうち、撤退・縮小・中止をしても戻って来ない(=埋没して失われた)金銭・時間・労力のこと」と定義されています。
そして「サンクコスト効果」とは、「すでに支払ってしまったサンクコスト(金銭・時間・労力)に見合った成果を回収しようとする心理的効果」のことです。
例を挙げると…
「自動車教習所に費用と時間をかけて通ったんだから免許を取りたい」
「スポーツジムに入会金と月謝を払っているんだから痩せるよう通う」
「お金を払って塾に入ったから、志望校に受かるように塾で勉強する」
などがサンクコスト効果に当たります。
実際の心理学の実験では以下のような結果になったそうです。
あるバスケットボールの試合がありました。
ここに50ドル(5500円)でチケットを購入したグループ(以下「有償組」)と、無料でチケットをもらったグループ(以下「無償組」)がいます。
この試合の当日が猛烈な吹雪となりました。
この試合を見るためには「①吹雪の中を試合を見に行く」と「②自宅で後日TV観戦する」という2つの選択肢があります。
この結果、有償組では①を選ぶ人が圧倒的に多く、無償組では②を選ぶ人が圧倒的に多かったという結果になりました。
「50ドルでチケットを購入する」というコストを掛けた人の方が、圧倒的に試合に対する回収意欲が強いという結果になりました。
このようにサンクコスト効果は「かけたコストが高ければ高いほど回収目標(リターン)と回収意欲(モチベーション)は高まる」ということです。
無償組と有償組の現実
私も1年前にこのブログを始めた頃は、読者も少なく認知を上げたいと思っていました。
そのため、私が実際に行っているM女性と出逢う方法の詳細を、お問合せいただいた5人ほどの男性に無償でご説明していました。
(その方法を簡潔にまとめた記事がこちらです。)
【スタンダード】M女性と出逢うための具体的な方法 ※FUNBOXでご支援いただき、パスワードを確認してご覧下さい。 私が「M女性と出逢うために実践している具体的な方法」について書いた記事です。 |
以下では、この無償でご説明した男性方を「無償組」とします。
その後、私のツイッターのフォロワーも増え、ブログの読者様も増えました。
そこでやり取りするうちに私に対する信頼や興味を持って下さった方も増えました。
その中から『M嬢奴隷の作り方』や『M嬢奴隷の育て方』をBOOKERSで購入して下さる方も10名ほど現れました。
以下では、このご購入いただいた諸兄を「有償組」とします。
結果から申し上げれば、無償組の方でパートナーと出逢いにつながった方はいません。
逆に、有償組の方は10人中、7人の男性がパートナーに巡り合うことができています。
お伝えしている内容は無償組も有償組もまったく同じ内容です。
ですが、これほどまで厳然とした差が生じるのは、まさにサンクコスト効果によるものだと感じています。
厳然とした差異
では、こちらで無償組と有償組の差異について説明していきます。
まず最初に、無償組の方は「教えてくれ」と言われて私が詳しくご説明しても、実際にやる方は皆無です。
(その現実についてはこちらの記事をご覧下さい。)
貴方の本気度を見せて下さい 「M女性と出逢う方法を教えて下さい」と言われますが「本気でやる気があるのか」と思って書いた記事です。 |
私としては、丁寧に説明すればするほど、その何もしない男性に対して「裏切られた」という憤りと「徒労だった」という失望を与えられます。
いくら現実的で効果的な方法を教えたとしても、何もしないでいれば女性と出逢えるチャンスは絶対に訪れません。
(詳しくはこちらの記事をご覧下さい。)
【スタンダード】M女性を求めるS男性に圧倒的に足りないもの ※FUNBOXでご支援いただき、パスワードを確認してご覧下さい。 M女性を募集するS男性に見られる「圧倒的に足りない」と感じることについて書いた記事です。 |
それどころか、私が「やめた方がいいですよ」とご説明した以下のようなことも平然と継続されています。
・見ず知らずの女性に挨拶もなく「会おう」などと絡む。
・仲良くなっていない人に「DM下さい」とせがむ。
・パートナーでもない女性にセッ〇スや調教をしたがる。
そんなところにも憤りと徒労感を感じてしまいます。
これに対して有償組の諸兄は、購入した直後から書かれている内容を実践しています。
・どんな女性を選んでアプローチするか。
・ファーストコンタクトはどんな内容を書くべきか。
・好感度を上げるためにはどんな内容を書くべきか。
・サクラや関わってはいけない人はどう回避するか。
その発信を見ていれば『M嬢奴隷の作り方』を実践しているのは一目瞭然と感じられました。
こうした行動からして、無償組と有償組では明らかな差がありました。
この差はサンクコスト効果的な…
「購入したのだから費用分を回収するために実践して、目的であるM女性との出逢いにつなげよう」
という意思と意欲の高さの違いによるものだと考えています。
逆に、元々実践しようという意欲の高い方だからこそ、積極的に投資することもできたのだと考えています。
最初から「タダでもらおう」「楽をしよう」という実践意識のない人に対して、どんなに有用で効果的な方法を教えても、何もせず結果にも繋がらないのでしょう。
また、無償組と有償組では、私に対するお問い合わせの内容や質などにも圧倒的な差がありました。
無償組の方からいただくご連絡は…
「やり方がわからない」←よく読めばわかることですよ。
「M女が見つからない」←探し方も選び方も業者の見分け方も説明済ですよ。
「誰からも連絡が来ない」←何も行動していないからですよ。
「書き込んでも反応がない」←書き込む相手を選び間違えているからですよ。
「DMがこない」←仲良くなる前にDMを要求してるからですよ。
「ブロックされた」←「会おう」「画像送れ」等無理な要求をするからですよ。
「ブログに書いてあった〇〇という言葉の意味を教えて」←ggrks
などなど、女性から冷たくあしらわれても仕方ないと思われる内容が大多数なのです。
これに対して、有償組の諸兄からのお問い合わせは具体的且つ的確です。
「女性からこんなことを言われましたが、犬飼さんならどうしますか」
「犬飼さんは女性のこういう要望に対してどう対応していますか」
「女性がこれを望んだ場合、どう答えたらいいでしょうか」
などなど、女性と実際にやり取りしているからこそ生じるような疑問点が多いので、私も具体的な経験やアドバイスを書きやすいのです。
有料=優良
更に、先日、ある無償組の男性から以下のようなDMをいただきました。
犬飼は詐欺師だ!
いつまでたってもM女との出逢えない!
いやいや…。それは誹謗中傷でしょう。
そもそも「詐欺」とは「相手を騙して財物や金品を不法に得る」ことです。
私はこの方に「本来は有料であるはずの商材を無料で提供した」に過ぎず、この方からは「財物」や「金品」など受け取っていません。
なぜ「有償のもの」を渡した私が「詐欺師呼ばわり」されるのか、何を言っているのか理解できません。
ですので、私はこの男性に以下の通り返信しました。
私がお伝えしたことと貴方様がやっていることは全然違いますし、私がアドバイスしたことも全然実践なさっていませんよ。。。
するとその男性からは…
それを間違えないように教えるのがお前の役割だろうが!
という『お叱り』のお返事をいただくに至りました(笑)。
(無償でそこまでの面倒は見きれません…。)
私としては親切心のつもりでアドバイスもし、質問にも答えてきましたが、このように「お前が教えるのが当たり前」と振舞われるのは不本意です。
ましてや、タダで情報を恵んでもらった人から、このようにDMで罵倒されたりアンチコメントを書き込まれる謂れはないと考えています。
堀江貴文さんやキングコングの西野さんが…
「良質の人とお付き合いするには有料にして会員制にする方がいい」
「アンチや悪質な人はお金を払ってまで絡みにこない」
と発言されていました。
まさに『有料会員=優良会員』だと思います。
私はこれまで有料会員様以外の方も極力ご質問やアドバイスには応じるように努めてまりました。
ですが、私も上記したようなこれまでの経験を踏まえて、今後は有償組の諸兄を中心に交流を図っていこうと考えています。
有料会員様以外の方からのご質問やアドバイスのご要望も承りますが、有料会員様優先となりますので、その点は予めご了承下さい。
まとめ
ビジネス用語で「サンクコクト(=埋没費用)効果」というものがあります。
サンクコスト効果とは「すでに支払ってしまったサンクコスト(金銭・時間・労力)に見合った成果を回収しようとする心理的効果」のことです。
私はこれまで「M女性と出逢うためにはどうすればいいか」というお問い合わせを多数いただいてきました。
ブログ開設当初は数人の男性に無償でM女性と出逢うための具体的な方法をご説明していました。
その無償組は、せっかく無償で教えても実践する人は皆無でした。
逆に、『M嬢奴隷の作り方』や『M嬢奴隷の育て方』を購入していただいた有償組の諸兄はすぐに実践し、10人中7人がM女性のパートナーを作ることができました。
これは「投資(商材の購入)に対する回収(M女性と出逢う)への意欲の高さ」からくる行動の結果で、サンクコスト効果によるものと考えています。
また、『有料会員=優良会員』と考えて、今後は有償組の諸兄との交流を優先していこうと考えています。
有料会員様以外の方からのご質問やアドバイスのご要望も承りますが、有料会員様優先となりますので、その点は予めご了承下さい。
今後も有料会員の諸兄が、愛するパートナー女性と幸せにSMを楽しめることをお祈りしております。
また、M女性との出逢いに興味があるという男性にも幸せが訪れるよう、『M嬢奴隷の作り方』や『M嬢奴隷の育て方』を通じて応援していこうと考えています。
今日の記事が少しでもS男性諸兄のお役に立てましたら幸いです。
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